平成22年5月3日撮影:牡丹(薄黄色)

うちでは、中庭に咲いています。朝一番、起きてきた子供が見つけ、「あの花なぁに?綺麗♪」と言っていました。
京都のお寺さんから譲っていただいた花だそうです。子供が言うのですから、間違いなく美しい花です。


平成22年5月3日撮影:ルピナス(黄)

別名「昇藤(のぼりふじ)」とも呼ばれています。「ルピナス」とは、ラテン語の「ルピナスー=狼」で、どんな土地にも育つたくましさから付けられたそうです。
とても背の高くなる種類と、改良して小型化したものとがあるようです。とても鮮やかな色で、楽しませてくれます。


平成22年5月3日撮影:ゼラニューム(天竺葵てんじくあおい)

気温が10度くらいあれば、一年中咲き続ける、とても丈夫な花です。
原産は南アフリカで、江戸時代に日本に入ってきたそうです。
花言葉は、『真の友情』


平成22年5月3日撮影:ランタナ

本堂前に植えてあります。枝が蔓状に伸び、小花が沢山集まって、鞠のようになります。
黄、橙の花では、「カマラ」という名で、和名「七変化」という種類があります。咲き進むにつれて、花の色が赤に変わっていくことからこの名前がついたようです。 この種類は、我が家ではまだ咲き掛けなのでもう少し時間をおいて、up出来たらと思います。


平成22年5月3日撮影:牡丹(赤)

この牡丹は、玄関傍にあります。沢山の花びらの中に、ハナムグリが休憩している事がしばしばあります。
やわらかい花びらの中は、気持よさそう~(^^)私も一度味わってみたいなぁ


平成22年5月3日撮影:紫蘭(しらん)

生け花で、大活躍のこの紫蘭。名前の由来は、そのまま紫色の蘭であったからだそうです。生け花では、「葉」だけでも使うことが出来る大切な花材の一つです。
私が調べていて面白いと思ったのは、《球茎は「白及根(はくきゅうこん)」といって、 止血、あかぎれ、ひびに薬効がある》との事でした。これから、役に立つことがあるかしら!?


平成22年4月28日撮影:さつき

さつきの花言葉は、意外にも素敵です。「協力を得られる」と。
安住寺の庭には、さつきが多く植えられています。これからも、沢山の方々に支えていただけますように・・・。


平成22年4月28日撮影:なでしこ(ダイアンサス)

「なでしこ」名前の由来は、花が小さく色も愛すべきところから愛児に擬した「撫でし子」が有力説のようです。
「大和撫子」と言う言葉にも『なでしこ』が含まれています。今では美しい日本女性を意味しますが、元々は、平安時代に中国から来た別種の「なでしこ」と区別するために生まれた言葉のようです。


平成22年4月16日撮影:牡丹(桃色)

可憐な大きな花で、一際目をひく牡丹。美しいですね~。
この牡丹は、山門への通路沿いにあります。お寺へお参りされる方々に楽しんでいただいていると思います。


平成22年4月16日撮影:蔓薔薇

枝の先のほうに、たっぷりと花をつかせます。花の重さで、枝は段々しなっていき、面白いなぁと思ってみています。
薔薇なのですが、これはトゲがない薔薇です。次々と咲くので、楽しいですよ。


平成22年4月4日撮影:ディモルフォセカ

毎年、春になると、安住寺の駐車場を賑やかにしててくれるこの花。咲き始めると、次々と咲き、とてもきれいです。
少し日陰になる葉の下は、トカゲやだんご虫等、小さな生き物のお家になっているようです。


平成22年3月18日撮影:沈丁花(じんちょうげ)

少し離れたところに居ても、とってもいい香り♪ 『じんちょうげ』と書きましたが、『ちんちょうげ』と呼ぶ人もいます。12月頃から花を咲かせる準備をし、2月の終わり頃から花を咲かせ始めます。
かの有名な若山牧水の詩を一句。
「沈丁花 いまだは咲かぬ 葉がくれの くれなゐ蕾 匂ひこぼるる」


平成22年3月18日撮影:蔓日々草(つるにちにちそう)

花は、日々草そのものですが、名前の通り、枝がつるで、横に伸びていきます。
常緑で、冬でも枯れないことから、ヨーロッパでは、不死の力や魔力があると信じられていたそうです。
花の形が、何とも可愛いらしいと思います。


平成22年3月18日撮影:土佐水木(とさみずき)

自生しているのは、土佐(高知県)だそうですが、全国で植栽されています。
一房の花数が多く、大きく、雄しべが赤っぽいのが特徴のようです。
今、お寺のお座敷に生けてあります。


平成22年3月18日撮影:雪柳(ゆきやなぎ)

小さな小花が枝一杯に咲いています。花をお米に見立て、『小米桜(こごめざくら)』とも呼ばれるそうです。
早春、満開の姿も美しいですが、秋の紅葉した姿も風情があって美しいです。庭木としても、茶花としても古くから親しまれていたようです。


平成22年3月18日撮影:勿忘草(わすれなくさ)

花言葉は、「私を忘れないで」。なんだか切ない花言葉です。これは、ドイツの伝説によるそうです。
伝説とは、昔、恋人同士が、ドナウ川の川岸を散歩していた時のこと。川面を流れる青い一束の花を乙女が見つけ、欲しがった。騎士である恋人は、願いをかなえようと、川に飛び込むが、重い鎧で体の自由が利かず、流れに飲み込まれてしまったそうな。この騎士の最後の言葉が「私を忘れないで」・・・乙女は、この言葉を守り、生涯この花を髪に飾りつづけたとのことです。


平成22年3月18日撮影:桜桃(おうとう)

さくら!と思われた方も多いかと思いますが、☆さくらんぼ☆の花です(私も間違えました)。実は、さくらんぼというのですが、木自体はオウトウというそうです。
調べていくと、色々と違いがありました。この写真を、よ~くみると、雌しべ・雄しべの部分が、さくらに比べて長く、外に飛び出していると思いませんか?もう花をつけ、実をつける準備をしている木。私たちの口に入るまでに、貴重な命の育みを静かに懸命にしていました。尊いですね。とっても愛おしい気持ちになりました。 桜との違いをもっと知りたい方は、こちらをご覧ください(^0^)↓
www.ic-net.or.jp/home/jasagae/.../sakuraqa.html


平成22年3月18日撮影:すみれ草(ヒナスミレ)

「♪は~るの小川は さらさらいくよ き~しのすみれや れんげのはなに♪」のすみれ。これも、春の訪れを知らせてくれます。 可愛いスミレの花!!でも、根は深いんですよー(笑)。繁殖力が強く、種が飛ぶと、どんどん増えていきます。
天ぷらや、お浸しにして食べることも出来るそうですが、毒のある種類もあるようなので、おすすめは出来ません。


平成22年3月18日撮影:黄素馨(きそけい)

素馨(かおる)と花の形が似ている為、黄素馨(きそけい)と呼ばれるようです。素馨とは難しい呼び名ですが、ジャスミンのほうが馴染みがあるように思います。
ジャスミンは、白で香りがいいのに対し、黄素馨は、あまり香りがないようです。


平成22年3月12日撮影:馬酔木(あせび)

馬酔木の漢字が面白いですね。調べてみたら、枝葉に「アセボチン」という毒があり、馬が食べると酔って足が萎えることから、この名前がついているそうです。
また、葉を煎じたものを、殺虫剤としても使っているそうです。


平成22年3月12日撮影:ハーデンベルギア

マメ科。写真では、分からないのですが、枝はつるで、小さな沢山の花を咲かせています。
華道の学校、京都の池ノ坊学院に通っていた義母が、この花を真にして生け、賞をいただいたのを記念に植えたそうです。


平成22年3月12日撮影:菜の花

春といえば、私は、菜の花・桜が思い浮かびます。皆様はどうですか?これは、食用でしたが、花が咲いてしまいました。 境内では、ひな祭りの頃から鶯がなき、春を呼んでいます。


平成22年3月12日撮影:ムスカリ

花言葉は、「失望」「失意」とあまり良いものではありません。西洋圏では、紫や青系に悲観的なイメージがあることから来ているようです。


平成22年3月12日撮影:花大根

この辺りでは、この呼び名で親しまれていますが、正式には諸葛菜(しょかっさい)というそうです。三国志に登場する諸葛亮が出陣の先々で、この種子を蒔いたことからきているそうです。
今では、河川敷や、線路沿いなどに野生化して群生しているようです。


平成22年3月12日撮影:アブチロン

4~7センチくらいの大きな花が、下向きに次々に咲いていきます。花は、終わると花びらを閉じたようにして、そのまま落ちます。
アブチロンは、種類によって全く花の形が違うものがあるのに驚きました。原産は、ブラジルだそうです。そういえば、なんとなく南国の香りがするような・・・!?


ギョリュウバイ(魚柳梅)

丸い小さな花が、梅に似ていることから、この名前がついたようです。梅といえば5弁ですが、 我が家は、八重咲きの種類です。丈は、2m程で、わりと高い枝に、ぎっしり花が付いています。


薔薇

「♪ば~らが咲いた ば~らが咲いた 真っ赤なば~ら~が~・・さ~みしかった ぼ~くの庭が 明るくな~った♪」私も同感です(^^)


えりか(ジャノメエリカ)

花言葉は、「孤独」「心地よい言葉」「博愛」。 とても小さくて、すずらんのような花の形をしています。花の中にある、黒っぽい色が 印象的です。


オキザリス

お日様の加減により、咲いたり莟んだりする、面白い花です。まさに『生きてる』花です。花言葉は、『輝く心』。「咲いているときより、閉じている時が面白いわね」と義母が話していました。
写真は閉じているとき。私には、まるで花びらが、お互いにくるくると抱きあっているように思えます。


山の鳥 来てさわぎゐぬ 桜かな
  山口青邨
古くから、私たち日本人になじみの深い桜。農作業開始の目安としても親しまれてきました。桜が咲くと入学、進級など思い出す方も多いのではないでしょうか。でも、年々開花の時期は早まってますか?


かんあやめ

花言葉は「よい便り、使者」
それを知ったら、いつも近くで咲いていて欲しいなんて思ってしまいます。


牡丹

「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」の慣用句にある牡丹。大きく綺麗な花で、目を惹きます。花びらのあいだに、ハナムグリが隠れていることがよくあります。


木蓮

「木蓮や母の声音の若さ優し」
草間時彦
中国から日本に伝わったのは古いようで、庭木として植えられます 色は白と紫とあるようです。10㎝程の大きな花です。

大手毬

紫陽花に似ていますが、違いました。すみません。
品があふれていて、私は大好きです。でも、今年は工事の関係で短く切り込んであり、新芽は出ていますが、咲きそうにありません。寂しいです。


小手毬

とても小さな花が、毬のように盛り上がって咲くことから付けられた名前。春は、花を活かして。秋は、紅葉した葉を活かして生け花に使います。それにしても、沢山の花を支える枝は、重そうです。がんばって!


千両

千両の 一粒づつに 弥陀の雨
 篠原二歩
正月の生け花にも用いられる千両。鮮やかな葉と赤い実が映え、華やいだ雰囲気を作り出してくれます。


木瓜(ぼけ)

色は赤と白とあり、寒い時期の生け花では、大活躍です。よい香り、可愛い花とは対象に、枝にとげがあります。花の少ない時期に、庭を明るくしてくれます。
ところで、日よけしているカタツムリがなんとも可愛いです!!


さつき

さつき、つつじ共にツツジ科で区別しにくいのですが、さつきの花の方が少し小ぶりです。葉は毛羽立っていて、さつきの下を掃除した後には、服に枯葉が沢山つきます。なぜ毛羽立っているのかしら?


水仙

水仙や 束ねし花の そむきあひ
  中村汀女
水仙の甘い香りは、とても強いものです。部屋に飾れば、きっと部屋がいい香りになるはずと、花瓶にさすのですが・・・まさにこの歌の通りになました。


あかしや(ミモザ)

庫裏の傍らに植わっているあかしや。小さくふわふわの丸い花が可愛い。思わず触ってみたくなります。花の後には、さやに入った種がぶらぶらと・・。食べれたら良いですのに。


パンジー

花壇に必ずといって良い程、よく使われるパンジー。品種も沢山あり人気を表しているようです。生命ってすばらしいですね。ゴマよりも小さな種から、こんな花が咲くなんて。


仏教と深い縁のある蓮。仏教では、「蓮華」(れんげ)と言い、極楽浄土の象徴とします。安住寺の裏庭の池では、毎年美しく咲いてやすらぎをもらいました。その蓮も、今年は池の工事が始まるため、見れないかもしれません。淋しいなぁ。


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